私は、精神科病院でも仕事をさせて頂いていますが、
これまでの体験や失敗を省みて、
けっして忘れてはいけないと思うことがあります。
私が思う、心しておかなければならない大事なこととは、
①どうしてその病気/症状になったのか?
(ただ治ればいいというものではないこと)
ただ治ることが大事なのではなく、どうしてその病気や症状になったのか、
その意味・意義をクライアントさん自身が気づくこと。
それに気づき、それまでの生き方を見直して、
新たな意識・選択をしていくきっかけとなることが大事。
それを促すのが、私の仕事。
②“治そう(治したい)”という気負い・傲りを脇に置くこと。
“救ってあげる(たい)、治してあげる(たい)・・・”のではなく、
クライアントさん一人ひとりの内在する力を信じ、それを敬うこと。
自分は、ただただ無心に祈り&行い、光の通り道となること。
そして、宇宙/神のお計らいにゆだねること。
宇宙/神の前では、患者も医者もない、クライアントもセラピストもないということ。
一人ひとりが聖なる光の存在であることを肝に銘じ、相手のその光を見て、向き合うこと。
そして、何をもって、“病い、異常”というのか?、“健常”というのか?考えてみること。
一人ひとりの独自のギフト/才能/本質、魂のプロセスを尊重すること。
不調和による調和、治りたくない、病気のままでいたい、という想いすらも
プロセスとして尊重し、多角的に取り組むこと。
あくまで、本人の自由意志を大切にすること。
これらを踏ませて、志事に取り組み続けたいと願っています。
これからも、宜しくお願い申し上げます、拝。
- 投稿タグ
- セラピストとしての心得